運転中のもしもの時の強い味方|ドライブレコーダーの必要性について解説
昨今、ドライブレコーダーの需要はどんどん増加しています。
あおり運転や当て逃げ、悪質ないたずらなど、自動車のトラブルはたくさんあります。そういったトラブルを防ぐ方法の1つがドライブレコーダーの搭載です。
自動車保険会社のアンケート調査によると、2018年のドライブレコーダーの搭載率は前年比約2倍の31.7%にも上っています。
本コラムでは、ドライブレコーダーを導入するメリットとは何なのでしょうか?そのポイントをご紹介します。
ドライブレコーダーとは
ドライブレコーダーとは、事故が起こった際に映像や音声、位置情報、日時、ブレーキや方向指示器の操作などを記録する車載用カメラのことです。
種類は様々で、前方撮影タイプ、前後撮影タイプや車内まで撮影できる360度タイプなどがあります。
事故は、目撃者がいない場所や時間帯に起こることも多くあります。相手によっては自分が有利になるように嘘をつくこともあります。また、故意的に車に衝突して慰謝料を請求してくるような“当たり屋”も存在します。
そのような際にドライブレコーダーがあれば、信号の色や、どちらが優先だったのか、また当て逃げや当たり屋の車の特徴や顔を映すことも可能です。
その映像を保険会社や警察に提出することで、事故処理をスムーズに行うことができます。事故の際に自身が不当な扱いを受けないためにもドライブレコーダーの取り付けをせておく必要性があります。
※youtubeより転載
例えばこの動画ではすれ違いざまに当てられ、そのまま逃走を図ろうとした車を捕らえることができております。
ドライブレコーダーによって車の特徴やナンバープレートをスムーズに通報できたことで早期解決へと繋がったようです。
ドライブレコーダーの種類
ドライブレコーダーはカメラとレコーダーで構成されています。
一体型、セパレート型、ミラー型の3つが主に使用されています。
それぞれの特徴を踏まえて自分に合ったドライブレコーダーを取り付けしましょう。
一体型
カメラとレコーダーが一体型になったタイプです。
配線や設置が簡単に行えます。また、カメラとモニターが一体なので、カメラの視野をその場で確認することができます。
セパレート型
カメラとモニターが別体になっているタイプです。
カメラが独立しているため小さく、視界の妨げが少ないことが特徴です。
また、レコーダーも小さいため、グローブボックスの中など、目立たない場所に収納することができます。
ミラー型
ルームミラーに重ね合わせるように装着するタイプです。
運転席からの視界の変化が少なく、車内の雰囲気やデザインの邪魔にならないことが特徴です。
ドライビングポジションが変わる際にルームミラーの調整とカメラのアングルチェックを忘れないように注意が必要です。
ドライブレコーダーの法的効力
以前、ドライブレコーダーの映像は改ざんができてしまうので証拠にはならないと考えられることがありました。
しかし、現在では警察のパトロールカーや白バイにも装着され、事故や事件の解決に大きな役割を果たしています。
事故発生時の映像を警察や保険会社に提出することで参考資料として採用されることは十分にあります。また、あおり運転や危険運転の抑止や、証拠能力としても期待されています。
事故の相手が嘘をついて青信号だから交差点に入ってきたと言っても、ドライブレコーダーにはきちんと信号の映像は残っています。従って、訴えの正当性を物的証拠として提出できるわけです。
また、交通事故に遭って自身が救急搬送されてしまった場合などに、警察の実況見分に立ち会うことはできませんので、相手方の主張だけで事故調書が作成されてしまう場合があります。
そんな時にも、ドライブレコーダーの記録画像は重要な証拠として利用することができます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
一般の乗用車に対しては、ドライブレコーダーの装着義務はありません。
しかし、自動車事故やあおり運転は、車を運転するうえで今後遭遇する可能性は十分にあります。
その時のことを考えるとドライブレコーダーの取り付けは有効であり、必要性が高いと言えます。
また、ドライブレコーダーを設置することで運転中の意識が高まるとも考えられています。
当カーライフ大阪店にも、ドライブレコーダー付きのお車は数多くございます。
お車を選ぶ際の参考にしてみてはいかがでしょうか?