1. 縁石に乗り上げたり擦った際にまず行うこと
1.1 車を安全な場所に停車する
- 走行を続けるとさらなるダメージや事故のリスクがあります。安全な場所に停車してください。
- 周囲の交通や歩行者に配慮しながら、ハザードランプを点けて停車しましょう。
1.2 被害状況を確認する
- 車両から降り、以下の箇所をチェックします:
- タイヤ:ひび割れ、バーストの兆候、エア漏れ。
- ホイール:傷、変形、塗装の剥がれ。
- サスペンション:車体が傾いていないか、異音がしないか。
- バンパー・サイドスカート:擦り傷や割れの有無。
2. ダメージが軽微な場合の対処法
2.1 タイヤのエア漏れ確認
- タイヤの空気圧が低下していないかをチェックしてください。空気圧計を持っている場合は測定するのが理想的です。
- タイヤに問題がない場合でも、後日タイヤショップで確認してもらうのが安心です。
2.2 外観の傷を修理する
- 小さな擦り傷であれば、市販の補修用品(コンパウンドやタッチペン)を使用して修復できます。
3. ダメージが疑われる場合の対応
3.1 プロの点検を受ける
以下の場合は、速やかに整備工場やタイヤショップで点検を受けてください:
- タイヤにひび割れや異常がある場合。
- ホイールが歪んでいる、または衝撃で動きが悪い場合。
- サスペンションにダメージが疑われる場合(車体が傾いている、ハンドル操作が異常など)。
3.2 保険の適用を確認する
- 修理費用が高額になりそうな場合、自動車保険に加入していれば適用される可能性があります。保険会社に連絡して確認してください。
4. 走行に異常がある場合の対処
- ハンドルが取られる、振動がある、タイヤが異常に擦れる音がする場合は、走行を続けると危険です。
- 近くの整備工場やロードサービスに連絡し、車両をけん引してもらうのが安全です。