車体番号って何?必要になるケースと確認方法を徹底解説

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車体番号って何?必要になるケースと確認方法を徹底解説

車体番号とは?

車体番号(車台番号、VIN:Vehicle Identification Number)とは、自動車一台ごとに割り振られる固有の識別番号です。メーカーが製造時に付与し、日本では「車台番号」とも呼ばれます。通常、17桁の英数字(日本国内の一部車両は異なる)で構成され、車の登録や売買、修理、盗難防止などに利用されます。


車体番号が必要になるケース

車体番号は、以下のような状況で必要になります。

1. 車の登録・名義変更時

車を新規登録する場合や、売買に伴う名義変更の際に、車検証に記載されている車体番号が必要です。

2. 車検・点検時

車検証と実際の車体番号を照合することで、正しい車両かどうかを確認します。

3. 車両の売買・買取時

中古車を売却する際、車体番号は買取査定の際に確認されます。また、購入時にも車体番号をチェックすることで、事故歴や盗難車でないかを判断できます。

4. 自動車保険の加入・更新時

自動車保険の契約時には、車体番号を登録し、契約車両を特定します。

5. 盗難車の確認

盗難届を出す際や盗難車を確認する場合、車体番号が重要な手がかりとなります。警察や関係機関が車体番号を元に照会し、所有者を特定します。


車体番号の確認方法

車体番号は、以下の方法で確認できます。

1. 車検証で確認

車検証(自動車検査証)の「車台番号」欄に記載されています。
例:DBA-XYZ123456

2. 車両本体で確認

車のフレームやボディの特定の場所に刻印されています。一般的な位置は以下の通りです。

  • エンジンルーム内(フレーム部分)
  • 運転席または助手席のドア付近(ドアを開けたステップ部分)
  • フロントガラスの隅(一部の車種)

3. 保険証券や整備記録で確認

自動車保険の契約書や、過去の整備記録にも車体番号が記載されていることがあります。


まとめ

車体番号は、車両の識別や登録、売買、保険加入、盗難防止などに欠かせない重要な情報です。必要な場面でスムーズに対応できるよう、車検証や車両本体で確認する方法を把握しておきましょう。