〜バッテリー上がり・曇り止め・凍結…寒い季節を安心ドライブ〜
寒さが厳しくなる冬は、クルマにとっても過酷な季節です。
気温が下がることで起きやすくなるトラブルの代表が「バッテリー上がり」「窓ガラスの曇り」「ドアやワイパーの凍結」など。
今回は、冬に起こりがちなトラブルとその予防・対策をご紹介します。
🔋1. 冬に多い「バッテリー上がり」対策
気温が下がるとバッテリーの性能は低下します。
特に数年以上使用しているバッテリーは、冷えた朝に突然エンジンがかからなくなることも。
〈原因〉
・バッテリー液の化学反応が低下し、電圧が下がる
・短距離走行が多く、十分に充電されていない
・ライトや暖房、電装品の使用増加
〈対策〉
✅ エンジンをかける前にライトやヒーターをOFFにする
✅ 週に1回は20〜30分ほど走行して充電を確保
✅ 3年以上使っているバッテリーは早めの交換検討
✅ 万が一に備えてジャンプスターターを車に常備
「冬の朝にエンジンがかからない…」という状況は本当に焦ります💦
日頃のチェックで、いざという時に安心できるようにしておきましょう。
🌫️2. 「窓ガラスの曇り」防止テクニック
寒い朝や雨の日は、車内外の温度差や湿気で窓が曇りやすくなります。
前が見えづらくなると危険なので、早めの対策が大切です。
〈曇る原因〉
・車内の湿気(濡れた傘や衣類)
・内外の温度差
・エアコンの使用法ミス
〈防止と解消方法〉
✅ エアコンを「除湿モード(A/C ON)」で使用
✅ 風向きをフロントガラスに(デフロスター)
✅ 外気導入に切り替える
✅ 曇り止めスプレーをガラス内側に施工
また、暖房だけを使うと車内の湿気がこもり曇りやすくなるため、
**「暖房+A/C+外気導入」**の組み合わせが効果的です。
🧊3. 「凍結トラブル」も要注意!
夜間に気温が下がると、ドアのゴム部分やワイパーが凍って開かなくなることも。
無理に開けたり動かすと、パッキンが切れたりワイパーゴムが破れることもあるので注意しましょう。
〈対策ポイント〉
✅ 前日の夜にドアのゴム部にシリコンスプレーを塗布
✅ フロントガラスに解氷スプレーを常備
✅ ワイパーを立てておく
✅ お湯をかけるのはNG!(急激な温度差でガラスが割れる恐れ)
朝の出発前に5分だけ余裕をもって準備するだけで、
凍結トラブルの多くは防げます。

